Limeというライドシェアサービスをご存知でしょうか。Limeはサンフランシスコ発祥のスタートアップで自転車と電動キックボード(英語では電動スクーターと言うようです)のライドシェアサービスを提供しています。
今回は登録方法と乗り方について説明します。ちなみに私はドイツのミュンヘン地区で試しました。
事前登録方法
まずはアプリをダウンロードします。
アプリを開くと携帯の電話番号を入れる画面が現れるので入力します。
入力するとSMSで認証コードが送られてくるのでそのコードを入力するのみです。
この後、初回利用時にクレジットカード情報の登録が必要になりますが、事前登録も可能です。乗るときに外でカードを出すのが気になる方は事前登録しておきましょう。メニューからWalletを選択してPaymentをタップすると登録できます。
乗り方・返却方法
後は「SCAN TO RIDE」ボタンを押して、Limeのキックボード本体についているQRコードを読み取れば乗れます。
クレジットカード未登録の場合は、初回利用時にクレジットカード登録を促されますので登録しましょう。自分もこのタイミングで登録しました。クレジットカードをScanして、裏の3桁のセキュリティコードを入力すれば完了です。
本体の操作方法はハンドル右手にあるGoと書かれたアクセルレバーを親指で下に押し下げるのみ。ブレーキは通常の自転車同様の握る形のものが左側のみについています。乗り始めるときは少し、電動キックボードに乗って蹴りだしてからアクセルレバーを下げないと走りだしませんので気をつけましょう。
利用終了後は安全な場所に停めて、アプリからLOCKボタンをタップしてEND RIDEを選択、最後に次の利用者のために見つけやすくするための写真を撮って返却完了です。
料金
料金は電動キックボードをUnlockするのに1€に加えて、1分あたりの利用で0.25€です。これはミュンヘン地区の料金のようで、ネットで調べる限り、他の都市ではもう少し安いようです。本国アメリカの利用料はUnlock1ドル、1分あたりの利用料で0.15ドルのようなので、ミュンヘン地区は少し割高ですね。ヨーロッパでも各都市で利用開始されているようで、40都市以上が利用可能になっているようです。可能都市はここに一覧が掲載されています。
注意事項
クレジットカード登録時に色々と注意事項が出てきました。ヘルメットの着用が必須、18歳以上でないと乗ってはいけないなど。国によっては運転免許も持っていることが前提のようなのでその点は注意が必要です。乗っている人は多く、よく見かけますが、ヘルメットをしている人はほとんど見かけないのが実態です。私は18歳以上かつ運転免許も持っているのでその点は大丈夫なのですが、登録の過程でそのチェックは何もありませんでした(ドイツのルールを見る限りは運転免許の記載はありませんでした。)。携帯電話とクレジットカードがあれば誰でも乗れてしまうと思います。電動キックボードとはいえ、最高速度は時速30kmくらいは簡単に出てしまうので、交通ルールをしっかり守って乗らないととても危険です。もし事故を起こして自分が怪我したり、相手を怪我させてしまった場合、保険の適用も自分が入っている保険次第になります。道路交通法を知らずに破ってしまっているケースも発生するかも知れません。その都市でのルールを確認し、しっかり自己責任で利用しましょう。
2019/09/20 追記 こちらに利用規約が国ごとにあるので利用する国でのルールの確認をしてください。
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