海外生活であると便利なIP電話を紹介

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海外から日本に連絡を取る場合、LINEで連絡を取る方が多いと思いますが、それはあくまで自分の知り合いに連絡を取る場合に限られると思います。日本の固定電話にかける場合はLINEでかけるというわけにはいきません。そのような場合にオススメなのがIP電話です。日本でIP電話の電話番号を取得すると050で始まる番号を取得でき、インターネットに際繋がっていれば通話ができるようになります。

今回は私が海外で使っているIP電話サービスを紹介します。

brastelのMy 050

brastel社のMy 050というIP電話サービスが私がオススメするIP電話サービスです。2019年3月末までは050 Freeというサービス名称でしたが、2019年4月にMy050という名称に変更されました。

iPhone、AndoroidスマホともにアプリストアからMy 050というアプリをインストールすることで利用することができます。

My 050 の良いところ

フリーダイヤルに電話をかけることができる

IP電話だとフリーダイヤルにかけることができないサービスが多いのですが、このMy 050はフリーダイヤルにもかけることができます。海外から日本のフリーダイヤルに電話をする必要が生じた際に大活躍すること間違いなしです。

通話料が安い

brastelの通話料はとても安く設定されています。日本とアメリカ、(今私が住んでいる)ドイツに国際電話をかけた場合の料金(2019年10月13日時点)を以下の表にまとめてみました。

かけ先料金単位5分通話した際の料金
日本(固定電話)¥8.793分¥17.58
日本(携帯電話)¥19.801分¥99.00
アメリカ(携帯電話、固定電話)¥3.991分¥19.95
ドイツ(固定電話)¥3.991分¥120.00
ドイツ(携帯電話)¥24.991分¥19.95

日本の格安SIMを契約している場合でも、通話し放題をつけていないと無料通話時間を超えると20円/30秒の通話料がかかるというプランがある中で日本の携帯には1分で¥19.80とかなり安い設定になっていると思います。国際電話料金も上記の通り、安く設定されているので、海外から日本にかけるだけでなく、日本にいて国際電話をかける場合にも使いやすいと思います。

プリペイド式である

brastelのMy 050はプリペイド式で事前にお金をチャージしておく必要があります。最低のチャージ額は¥500なので、そこまで電話使うかわからない、という人でも始めやすいかと思います。また、プリペイド式だと話しすぎて気づいたら通話料が高額になっていた、ということにならないのも安心だと思います。

My 050の注意点

番号に有効期限がある

brastelのMy 050には月額の基本料はないのですが、電話番号に有効期限が設けられています。その有効期限は最後にチャージした日または有料の通話をした日から1年間です。つまり、1年以内にチャージ、もしくは有料の通話をし続ければ、同じ050で始まる番号を半永久的に保持することができます。しかし、1年間チャージや有料通話をせずにいると強制解約となり、今使っている050で始まる番号を失ってしまいます。

チャージ残高にも有効期限がある

番号だけでなく、自分のチャージした残高も最後にチャージした日または有料の通話をした日から1年間の有効期限があります。番号を失うのと同時に残高も失います。アカウントも無くなってしまうので再度最初の登録からチャージまでやり直さなければなりません。

あまり使わないけど、海外在住中は050で始まる番号をずっと固定で持っていたい、という場合は1年以内にチャージもしくは有料通話を使えば良いだけなのであまり大きな問題ではないと思います。自分の必要性に応じて計画的に使いましょう。

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