iPhone利用者は海外長期滞在前に日本で最新機種に変えた方がよい理由。

LIFE&TRAVEL

先日、2016年から愛用していたiPhone7が突然圏外になって通信できなくなるという状態になりました。再起動をかけても、ネットワーク設定のリセット等を行っても復活しなかったので週末にApple StoreのGenius Barに駆け込み、診断してもらいました。

結果はアンテナの部分のハードウェア故障とのことで、修理するとなれば部品取り寄せで数週間待たないといけない上に、修理費が300€より高くなる見込みとのこと。

iPhone7は既に発売から3年経っていることもあり、古い機種にお金をかけて直すのもどうかと思ったので新しい機種を買うことにしました。

今回の経験を通して、海外渡航前に新しいiPhoneに変えておいた方が良いと思いましたのでその理由を3つ紹介します。

理由1:Apple製品は日本が安い

世界的に見ても日本のApple製品は比較的安い方です。特に私が住むヨーロッパでApple製品を買うと、日本で買う場合と比べて1割〜2割程度は高くなります。最近のiPhoneは10万円を超える価格になっていますので、日本との差もさらに大きくなっています。

もちろん為替などの影響でこの差が変動することもあると思いますが、しばらくは日本で買う方が安い、という状況は変わらないと思います。

ちなみに私が今回購入したiPhone11Pro 256GBモデルは、日本だと税込135,080円、ドイツだと1,319€で、日本円に直すと1€=120円で計算して、158,280円。その差なんと23,200円です。

Airpodsを買えてしまうくらいの差なので結構デカいです。

理由2:修理はグローバルに対応してくれる

今回は新しいiPhoneを買うことにし、修理そのものは断ってしまいましたが、日本で買ったiPhoneでも部品取り寄せをして修理ができるということがわかりました。(もちろんお金と時間はかかってしまいますが)

海外版のiPhoneと同じ部品の故障であればさらに早く修理してくれると思われます。

日本で買った新しいiPhoneでも故障する可能性は0ではありません。このように日本で買ったiPhoneでもきちんと対応してもらえるというのはとても安心感がありますね。

理由3:経年劣化による故障リスクは減らせる

今回の自分のiPhone7の故障はアンテナのハードウェア故障でした。大きな衝撃を与えたわけでもないので原因は分からずじまいですが、おそらく、3年をちょうど超えたくらいですのでこれくらいの期間で消耗してしまう部品もあるということなのだと思います。来てすぐに故障してしまった場合は大変だと思うので、自分の携帯が比較的長期間しているという方は新機種に変えてから渡航されるのがよいと思います。

注意点

携帯電話は国によって利用している周波数帯(band)が異なります。iPhoneに限らずですが、新しく買うSIMフリーの端末を買う場合は渡航先の周波数帯をカバーしているか端末かどうかを確認してから買いましょう。

iPhoneにも同じモデルの中で複数型番があり、対応している周波数帯が異なります。(詳細はこちらを参照してください。)

まとめ

いかがでしたか?

今回は海外に来てiPhoneが壊れてしまい、海外で新しいiPhoneを買うことになった経験から、海外に長期滞在する場合は渡航前にiPhoneを最新機種に変えておいた方がよい理由を紹介いたしました。iPhone利用者で海外長期滞在を控えている方は今のiPhoneの利用期間を踏まえて、買い替えも検討してみてください。

コメント