ドイツのカードゲーム「LAMA」が面白い!遊び方を紹介!

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ドイツはボードゲームやカードゲームなどのアナログゲームが有名です。ドイツにはSpiel des Jahres(=英訳するとThe Game of the year)というアナログゲームに与えられる賞があります。この賞にノミネートされたり、受賞されたりするととても話題になり、注目度も上がります。

今回は2019年のSpiel des Jahresにノミネートされたカードゲーム「LAMA」を遊んでみたところとても面白かったので紹介します。正式な表記は「L.A.M.A.」のようですが、ここではLAMAと表記します。

こちらの記事では2018年のSpiel des Jahresの大賞を受賞した「AZUL」も紹介しています。このゲームもとても面白いので興味のある方は是非チャレンジしてみてください。

ゲームの概要

LAMAはUNOと同じように手札にあるカードを場に順に出して行き、極力少ない点数であがることを目指すゲームです。プレーヤーの誰かの合計得点が40点に達するまで繰り返し行い、誰かが40点に達した時点で最も得点の少ない人が勝者となります。

プレイ人数は2〜6人です。

ゲームの準備

ゲームは1〜6までの数字が各8枚、これにラマの絵柄のカード8枚を加えた計56枚のカードで遊びます。

カードをシャッフルして、各プレイヤーに6枚ずつカードを裏返して配ります。残りのカードは山札として場の中央に置き、一番上のカードを表にして隣に場札としておきます。

以上で準備は完了です。

ゲームのルール

一番若いプレイヤーから始め、時計回りに順にプレイします。

各ターンでプレイヤーができることは以下の3つ。

  1. 場札として出ているカードと同じ数字のカードが+1の数字のカードを出す。
  2. 山札から1枚カードを引く。
  3. ラウンドから降りる

ラマのカードは6のカードの上か、ラマのカードの上に出すことができます。ラマが場札としてある場合は、ラマのカードが1のカードを出すことができます。

ターンを繰り返し行い、以下の条件を満たしたらそのラウンドは終了です。

  • いずれかのプレイヤーの手札が全てなくなる
  • 全てのプレイヤーがそのラウンドから降りる

ラウンドが終了したら得点を計算します。ラウンド終了時点で持っている手札のカードの種類によって得点が決まります。数字のカードはその数字がそのまま得点に、ラマのカードは10点として計算します。

例えば1のカードを3枚、3のカードを2枚、ラマのカードを2枚持っていたら、1+3+10=14点となります。同じカードを複数枚持っていてもその数字は1回しかカウントしません。

得点を計算したら、チップを配ります。白のチップは1点、黒のチップは10点です。そのラウンドで手札を全て無くしたプレイヤーは1枚チップを返却することが可能です。黒のチップを持っていれば黒のチップを返却するのがお得ですね。

1人のプレイヤーを除く全てのプレイヤーが降りた場合、その1人のプレイヤーはプレイを続行することができますが、山札からカードを引くことはできません。

このラウンドを繰り返し行い、いずれかのプレイヤーの合計得点が40点以上になったらゲーム終了です。その時点で得点が一番少ないプレイヤーが勝利となります。

面白いところ

このゲームの面白いところはラウンドを降りれるところだと思います。自分の手札と場の状況をみて、プレイを続行するのがいいか、降りるのがいいかを戦略的に考えて判断する必要があります。

また、手札を全てなくすことができた場合はチップを1枚返却できるのも逆転の可能性が出てくるので面白い要素になっていると思います。

まとめ

いかがでしたか?

LAMAは2〜6人で遊べる新しいカードゲームです。初心者でも簡単にゲームを覚えられますし、対象年齢も8歳からとなっているので子供から大人まで幅広く楽しめるゲームです。これから寒くなるので家で家族や友達と遊んでみてはいかがでしょうか。

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