海外赴任時に必須の持ち物を紹介

LIFE&TRAVEL

海外に赴任して数ヶ月が過ぎました。現地の生活にも慣れ、余裕ができてきた頃です。数ヶ月間生活してみて、日本から持ってきてよかったと思うものを紹介します。

持っていくべきもの

SIMフリースマホ+旅行用SIM

海外に渡航して生活の立ち上げの際にスマホは通信できる状態であるととても便利です。渡航してすぐ、携帯電話のSIMカード契約というのもなかなか難しいものです。そんな場合にSIMフリーのスマホと旅行用のSIMを用意していくと、渡航したその日から日本と変わらずにスマホを街中で使うことができるのでとても便利です。住所が決まるまではホテルに滞在する事になると思いますが、ホテルの中ではWi-Fi、街中では旅行用SIMとしておくと、通信量も抑えられます。携帯のSIMの契約まで十分につなぐことができるでしょう。

ノートパソコン

もはや説明不要かと思いますが念のため記載しておきます。海外で販売されているパソコンは海外配列のキーボードで日本語キーボードのものはなかなか見つかりません。渡航後に色々と調べ物をする際には重宝しますので日本から手荷物でノートパソコンを持っていくことは必須です。

海外に行って最新モデル買えば良いと思っている方は日本語キーボード出なくても大丈夫かを考慮の上、判断するようにしましょう。

また以外に落とし穴なのが電源コードです。アダプターは世界各国の電圧に対応しているのがほとんどですが、アダプターについているコードそのものが海外の電圧に対応していない場合があります。実際に自分の妻のノートパソコンはアダプタは各国の電圧に対応していましたが、電源ケーブルが対応しておらず、買いに行くまで充電ができませんでした。

日本だけで使っているとなかなか気づかないので海外に行く際は自分のノートパソコンの電源ケーブルが海外の電圧にも対応しているか、チェックしておきましょう。

変換プラグ(複数)

日本と海外ではコンセントの形状が異なります。スマホの充電、ノートパソコンの充電等いくつも必要になると思うので、複数買っていくことをオススメします。現地でも買うことはできると思いますが、渡航後に必要な数(同時に利用しうるデバイスの数)くらいは持って行っておいた方が良いと思います。

クレジットカード

こちらも説明不要かと思います。ブランドはVISAとMastercardを最低1枚ずつ持っておいた方が良いと思います。クレジットカードが使えるところでこの2枚のどちらも使えないということはほぼないと思います。ちなみにヨーロッパではJCBのマークはあまり見かけません。持って行っても使える場所が限られてしまうと思います。

必須ではないけど、あったら便利なもの

タブレット端末

スマホとノートパソコンがあれば不要、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはタブレット端末はあった方が便利です。海外では日本語の書籍を手に入れようとすると高いもしくは手に入らない(手に入れるのに時間がかかる)です。オススメは電子書籍での購入です。電子書籍であれば持っていく時にも、持って帰ってくる時にも荷物にならずとても便利です。電子書籍を読むのは、やはりタブレット端末のサイズが一番です。

炊飯器+変圧器

海外に行く前は、せっかく海外に行くのだから現地の食べものを食べて生活しようと意気込んで行くのですが、いくら慣れてもたまにはお米が食べたくなるものです。海外でお米が手に入るか、というと地域によって異なると思うので一概に言えませんが、もし、赴任先でお米が調達できるのであれば炊飯器と変圧器を持っていくのが良いと思います。

また、食べ物は身体的にも精神的にも体調を整えるのにも有効だと思います。慣れない土地、慣れない食べ物で体が疲れている時に食べ慣れているものを食べると自然と体調も良くなります。そういう意味でも好きな時に炊きたてのお米が食べれるように炊飯器があると便利です。

なぜ、炊飯器+変圧器をオススメするか、それは海外で購入できる炊飯器の種類が限られてしまうからです。日本で買える炊飯器は色々な機能がついていますし、炊きあがりのクオリティも高いと思います。日本で買った炊飯器は当然日本の電圧にしか対応していないので変圧器が必要になります。ここでいう変圧器は旅行用のものではなく、1500Wほどの据え置き型のもので価格も3〜6万円ほどするものです。もちろん、炊飯器以外の家電製品にも、容量内であれば使用することができます。結構高額なので、自分の予算と食生活に合わせて持っていくかどうかを検討することをオススメします。

パン焼き器

海外のパンは日本のパンのようにふわふわした柔らかい食感のものは少なく、固めのものが多いです。日本で食べているようなパンを食べたくて、自分でパンを作る気概がある方はパン焼き器も持ってくることをオススメします。

コンタクトレンズ

コンタクトレンズを利用している方は半年分くらいはコンタクトレンズを持っていくことをオススメします。現地でも買えると思いますが、買う場所や買い方を学ぶまで間、それなりの数が手元にあると安心です。ちなみにドイツでは、日本と異なり処方箋なしでコンタクトレンズが購入可能です。日本で利用しているコンタクトレンズの箱を持っていき、これと同じものを、という買い方ができるのでパッケージ(箱)も一つは持って行った方が良いと思います。

まとめ

いかがでしたか?

こうやって振り返ってみると、意外にスマホ、パソコン、クレジットカードさえあればあんまり困ることはないなと思いました。生活し始めると、あ、これもあった方が良かったというものは出てくるのですが、現地で調達できるものでもなんとか生活はできてしまいます。

海外に移住、赴任される際は是非参考にしていただければと思います。

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