Revolutというサービスをご存知でしょうか。
Revolutはイギリス発のフィンテック企業でネット銀行サービスを提供しています。
友人からその存在を聞いて知り、海外在住者に限らず、海外旅行者にもとても良いサービスだと思ったのでその良いところをまとめます。
2020年2月10日現在、日本には未上陸ですが、ホームページ上ではComing soonの表記となっており、2020年中にはサービスインするのではと予想します。Waiting Listへの登録もできるようなので気になる方は登録しておくのが良いと思います。
メリット1:お得な為替手数料
Revolutではinterbank exchange rateに0.5%の為替手数料のみでメジャー通貨の両替ができます。通常クレジットカードで外貨の決済をした場合は、カードブランドやカード会社によって異なりますが、1.3〜2%台の為替手数料がかかります。これが、0.5%で両替ができるとなるとかなりお得ですね。
頻繁に海外旅行や海外出張に行かれる方は特におすすめです。
メリット2:口座維持手数料がかからない。
RevolutにはStandard、Premium、Metalの料金プランがあり、それぞれ0€、7.99€、13.99€となっています。Standardプランを選べば、月々の手数料を払うことなく口座を維持することができます。
メリット3:ATMで現地通貨の現金を下ろせる
Revolutでは決済用のカードとして物理カードと仮想カードを選ぶことができます。仮想カードは主にオンライン決済用。物理カードは店舗での決済やATM用です。物理カードを選択すると、郵送料5.99€でカードが郵送されてきます。(プレミアムプラン等上位のプランを選ぶと郵送料は無料にできるようです。)
この物理カードでRevolutの口座にある通貨をATMで現金として引き出すことができます。手数料なしで引き出せるのはStandardプラン200€、Premiumプラン400€、Metalプラン600€までとなっておりますが、旅行で使うにはStandardプランの200€でも十分だと思います。これらの上限を超える場合は2%の手数料がかかります。
また、これとは別に利用するATMによってはATM利用手数料がかかりますのでその点は注意が必要です。
過去イギリスに旅行したことがありますが、ポンドへの両替は手数料が何%も取られました。1万円くらい両替するとすぐにATM手数料を超える両替手数料を取られるので、次回はRevolutでポンドに変換して、カード決済できるところはカード決済、必要最低限の現金をATMで引き出しておく、という使い方にしようと思っています。
メリット4:海外送金手数料がかからない
30の通貨へ送金が可能で、月に6,000€までは、interbank exchange rateでの変換に0.5%の手数料のみで(両替の手数料のみで、送金手数料無しで)送金することができるようです。
海外送金手数料は数千円単位、金額が多ければさらにかかることがざらにありますので送金手数料がかからずに送金できるのはありがたいですね。
メリット5:Apple payが使える
Revolutで発行したカードはApple Payに登録することができます。私は物理カードはVisaブランドを選択しましたが、Apple Pay上の券面にVisaの文字もあり、日本と異なりVisaでの決済ができそうなので今度トライしてみようと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外出張や海外旅行で大活躍しそうなRevolut。
クレジットカードで現金を持たなくても旅行はできますが、それをよりお得にできるという点でもっと利用者が増えるのではないかと思います。2020年2月時点では利用者800万人超のようで、今後どのように増えていくか、注目です。
日本にも近く、サービスインするようなので楽しみですね。
自分も今後は通貨がユーロ以外の国に出張や旅行で行く場合はこのサービスをどんどん使っていこうと思います。
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