ヨーロッパに来てからボードゲームを色々と買い漁っています。
今回は日本では手に入りづらいカルカソンヌのBig Boxを購入しました。
カルカソンヌとは
カルカソンヌは2000年に発売され、2001年にドイツの年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)を受賞したタイル配置系ゲームの名作です。
以下の写真にあるようにタイルを配置し、都市や道、草原を作り上げていく過程で自分のコマ(ミープル)をその都市や道の上に配置し、完成した際に得点がもらえるということを繰り返していくゲームです。最終的に多くのポイントを稼いだ人が勝者になります。2〜5人までできるゲームで、拡張を買えば6人までプレイできます。日本選手権や世界選手権なども開催されている、とても人気でプレイ人口が多いボードゲームの一つだと思います。
カルカソンヌBig Boxの中身
通常はカルカソンヌの基本セットを最初に買い、慣れてきたら拡張セットを買うということになるかと思いますが、このカルカソンヌBig Boxには、基本セットに加え、以下の10種類の拡張が含まれています。
- 宿屋と大聖堂
- 商人と建築士
- 修道院長
- 川
- 羽根
- フェリー
- 電報
- 金鉱
- 魔法使いと魔女
- 盗賊
中は下の写真のように、整理整頓がし易くなっていてとても使いやすいです。上記の1.宿屋と大聖堂、2.商人と建築士は拡張1、拡張2として販売されているものです。(ただし、別売りの拡張2の商人と建築士に入っている布袋はこのBig Boxには入っていませんでした。)
日本で発売されているカルカソンヌの基本セットはカルカソンヌJという名前で発売されており、海外の基本セットとは異なるようで、修道院長と川はこのカルカソンヌJに同梱されているようですね。その他の拡張は昔、ミニ追加キットとして売られていた拡張のようで、今は別売りはされていないようです。
また、ルールブックも当然含まれていますが、こちらはドイツ語です。ルールはインターネットで検索すればたくさん出てくるので全く困ることはありません。
カルカソンヌBig Boxの価格
カルカソンヌのBig Boxの欧州での価格ですが、ドイツアマゾンでは大体50€台です。カルカソンヌの基本セットが25€〜30€くらいで、拡張も15€前後することを考えると、この内容で50€はかなりお得だと思います。
遊んでみた感想
初めてカルカソンヌで遊んでみましたが、とても奥が深く、病みつきになるゲームでした。30分程度で終えることができるゲームなのでサクッとできます。最初はタイルを置いて自分が得点を取ることばかりを考えてしまいますが、慣れてくるとうまく相手の妨害をしつつ、しっかり自分の得点を伸ばしていく必要があるということがわかってきました。どうタイルを置いたら相手が置きたいタイルを置きにくくできるかを考えるのがこのゲームのカギだと思います。もっと回数を重ねて、この相手を妨害しつつ、自分の得点を伸ばすやり方を色々と試してみたくなりました。
Big Boxのいいところは少し慣れてきたところで拡張の内容を追加して、遊びの幅を広げられるところです。最初からこれだけ拡張が入っていれば、しばらくは追加購入する必要はなく、飽きることなくたくさん遊ぶことができます。まだすべての拡張で遊びきれていませんが、少しずつ拡張ルールを導入していこうと思います。
まとめ
ボードゲームの大定番、カルカソンヌのBig Boxを購入して遊んでみましたが、今回のBig Boxを買って大正解です。これからカルカソンヌを始める方は是非、Big Boxを探して購入することをお勧めします。
コメント