モバイルプロジェクターNebula Capsule II をオススメする理由

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モバイルバッテリーで有名なAnker。実はモバイルバッテリー以外にもスピーカーなどのオーディオ製品やロボット掃除機なども販売しています。

その中でも気になっていたのがこちらのモバイルプロジェクター、「Nebula Capsule Ⅱ」です。今年2019年の6月に発売されたばかりの新製品です。価格は税込59,800円!なかなかのお値段ですが、使ってみたところとても良かったので気に入った点を書こうと思います。

まずは開封

パッケージはこんな感じです。

中を開けるとこんな感じです。横の小さな箱にはリモコンが、下の小さは箱には充電アダプタが入っています。写真には写っていませんがこれにかぶさる形で説明書が入っています。

同梱物はこちら。左が説明書、真ん中がリモコン、右がUSB-Cのコード、下が充電アダプタです。

Android TV 9.0搭載ですぐに使える。

Nebula Capsule IIはOSにAndroid TV 9.0を採用しています。電源を入れて、現われるセットアップ画面に沿って進めば数分以内にすぐ使えます。(Google アカウントのログインとWi-Fiへの接続くらいでした。)

ホームのユーザインタフェースは以下のような感じです。Youtubeは特に何もせずに使えますし、我が家はNetflixユーザなのですがこちらもアプリをインストールして見ることができました。
Netflixアプリのインストール方法については公式でYoutubeに公開されているのでこちらをご参照ください。

サイズがコンパクト。

前モデルのNebula Capsuleよりは一回り大きくなったようですが、それでも十分コンパクトだと思います。高さ約150mm、直径約80mm、重さ約740gで片手で十分に持てます。机の上においても邪魔にならないし、使わないときに部屋の隅に置いておいても全く気になりません。家で映画を見るときにサッと取り出せて使い始めることができるのはとても重要だと思います。せっかく良いプロジェクターを買っても重かったり、設置がめんどくさかったりすると使わなくなってしまう気がしますが、このNebula Capsule IIはその心配がないコンパクトさです。パッケージの横の画像ですが、手で持った感じはこんな感じです。

バッテリーの持ちが2.5〜3時間で映画1本十分に見れる。

ローカルコンテンツの再生で3時間、Wi-Fi利用時の再生で2.5時間とのことで、映画を1本見るには十分なバッテリーを備えています。もちろん家にいる際はコードにつないで充電しながら使うこともできるのでその際はさらに再生時間を伸ばせます。

ワイヤレス操作+Airplayが使える。

本体に付属しているリモコンはもちろんのこと、iPhoneにアプリ「Nebula Connect」をインストールすればiPhoneからも操作できます。Android端末からの操作は試していませんが、Andoroid同士と言うことでiOSデバイスよりも相性は良いのではと思います。またiOS、macOS端末からもワイヤレスで投影ができるAirplayもNebulaにアプリをインストールすれば使えるのでiOSデバイスユーザ、Macユーザでも手軽にプロジェクターに自分の画面を投影することができます。

iPadを試しに映してみましたがこんな感じです。Airplayを使えるようにする方法はこの記事の最後に書いておきます。

解像度1280×720p

4K対応TVや4K対応コンテンツが増えてきていて、さらには8Kなんて言葉も聞くようになってきた最近では物足りないと言う方もいるかもしれませんが、プロジェクターでこのコンパクトさでHDで投影できると言うのは個人的には十分だと思っています。前モデルが854 x 480だったことを考えると、この進化は自分がこの機種を買うまでに至らせた理由の一つです。

オートフォーカス&オートキーストーン

Nebula Capsule IIはオートフォーカス機能を備えています。プロジェクターの位置を変えると勝手に壁との距離を検知してフォーカスし直してくれます。これは思った以上に便利で、プロジェクターを一度置いた後に、やっぱりもう少し後ろにずらそうかな、というようなことをやっているときにめんどくさい調整をする必要がないです。またオートキーストーンと言う機能もあり、これは垂直方向の台形補正を勝手にやってくれる機能です。三脚などをつけて本体を斜めにして下から上に少し角度をつけて投影したいような場合に台形補正を勝手にやってくれます。まだ、三脚は買っていないのですが、いずれ買って、下から斜めに写せるようにしたいと思っています。

注意点としては、水平方向の自動調整機能がないことです。マニュアルでできるのかもしれませんが、今のところ水平方向の調整メニューを見つけられていません。(もしかしたらできないのかもしれません。)なので投影面の真正面にプロジェクターをおいて使用しています。

5 in 1 のLife Changerデバイス

AnkerがLife Changerと称するこのデバイスは5 in 1です。モバイルプロジェクター、モバイルスピーカー、TV、ゲーム機、PCモニターの機能が詰め込まれています。
私はメインは家でのプロジェクターとして使いますが、外に持ち出したくなったら持ち出して、キャンプや旅行先の部屋などで映像を楽しむこともできます。あとは梱包材のパーツを使うことで天井に投影できる点も良いところです。ベッドに寝転びながら映像や写真を眺めることができるのは今までのプロジェクターにはない使い方ではないでしょうか。単にスピーカーとして使える点も良いと思います。音楽のみ聞きたい時も活躍しそうです。

ここまでコンパクトでここまで高機能なので本当に利用の仕方を色々と考えさせてくれる、まさにLife Changerと呼ぶに相応しいデバイスです。

これが気になる人は考えた方が良い

1.明るさ
このNebula Capsule IIは200ANSIルーメンで、前モデルの明るさが100ANSIルーメンと150ルーメンに比べて改善されています。しかし200ANSIルーメンでもやはり昼間の明るい時間帯の部屋の中での使用は難しい場合がありますので昼間や、比較的明るい場所での使用を想定する場合は考えた方が良いです。ただ、私の利用シーンでは今のところ十分であり、個人的には全く不満はありません。

2.モーター音
排熱の為のモータだと思うのですが、少しはモーター音があります。個人的には気にならないレベルですが、人によっては気になる場合もあると思いますので記載しておきます。

Airplayを使う方法

上述のNetflixのインストールを公式の動画に沿って実施するとNebula Managerと言うアプリをインストールすることになるのですが、そのNebula Managerの中にあるAirplay Receiverと言うアプリをインストールするのみ。アプリを開いたのちに戻る操作をすると、アプリを終了するか、バックグラウンドにするかを聞かれるのでバックグラウンドにしておきます。その後はiPhoneまたはiPadのコントロールセンターのAirplayを開き、そこに表示されている機器をタップして接続するのみです。Macでも同様にAirplayの接続アイコンを選び、対象機器を選択して接続するのみです。自分の場合はATV_25と表示されていました。

今回はAnkerの「Nebula Capsule II」を紹介しました。高機能で使い勝手が良いので59,800円という価格は高いと思う人もいるかもしれませんが、自分のライフスタイルを変えてくれるデバイスです。そう考えると値段以上の価値を感じることができる人も多いと思います。今のところ、自分は大満足で、これからガンガン使っていこうと思います。

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