ソフィアの電動キックボードシェアサービスまとめ

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先日ブルガリアのソフィアに旅行に行ってきました。ブルガリアは人口約700万人で、バルカン半島の東に位置するヨーロッパの国です。
通貨はレフ(通貨コードはBGN)で、2019年11月3日現在で1レフ約61.8円です。

今回はソフィアの電動キックボードシェアサービス事情について、まとめようと思います。

ソフィアで利用できる電動キックボード料金まとめ表

サービス名unlock1分あたりの料金
Lime-S1.5BGN0.3BGN
Bird1.5BGN0.3BGN
Hobo1.6BGN0.2BGN

ソフィアにあった電動キックボードシェアサービスは表の3社、Lime、Bird、Hoboです。LimeとBirdはともにアメリカ企業。ソフィアに早々に進出しているとはさすがだなと思いました。こちらのブログで紹介したスウェーデン発祥のVoi.やドイツ発祥のCircなどはまだ見かけられず。ヨーロッパなのに残念です。一方で聞きなれない名前、Hoboという会社の電動キックボードを見かけました。調べてみるとなんとブルガリア発祥の電動キックボードシェアサービスとのこと。とても興味が湧いたので調べてみたことを紹介します。

ブルガリア発の電動キックボードシェアサービス「Hobo」

Hoboはブルガリアのソフィアで2018年に創業した電動キックボードシェアサービスのスタートアップです。電動キックボードのハードそのものは外部から調達しており、その調達先はアメリカのAction社で、M PROというモデルの電動キックボードを採用しているようです。

面白いのは料金体系で、上述した利用ごとの料金体系だけでなく、月額でのサブスクリプションプランも用意している点です。60BGN=約3700円で、1回あたりの乗車は上限20分間、乗車回数の上限は無しで利用できるようです。なかなかのお値段なので利用者がどのくらいいるのかはわかりませんが、ソフィア在住者でよく街中を移動する方にとって面白い選択肢になるかと思います。

利用の仕方は他の電動キックボードシェアサービスと同様で、Google Play StoreかApp Storeでアプリをダウンロードし、アプリからキックボードのunlock、lockを行うことで利用できます。

ソフィアで電動キックボードを使ってみた感想

今回の滞在ではLimeを利用しました。というのも自分たちが利用したいタイミングで近くにあったのがLimeだったからです。BirdやHoboも街中でよく見かけましたが、少し街の中心地から離れたところだと、Limeを見かけることの方が多かった気がします。中心地での利用は3社大きな違いはないかと思います。

こちらの記事でも紹介したのですが、LimeにはGroup Rideという機能があり、1つのアカウントで複数台の電動キックボードを借りることができます。今回も妻との2名分を1つのアカウントで借りる必要があったのでこの機能が役に立ちました。

ソフィアの街中は石畳の道が多く、乗るのが難しい道も多かったです。また、自転車専用道路がない道も多いので歩行者や車にいつも以上に気をつけて乗る必要があると感じました。

まとめ

いかがでしたか?

日本からの旅行先としてはあまり話題にならないブルガリアのソフィアですが、コンパクトに観光場所が街中にまとまっており、最先端の電動キックボードサービスで観光地を回るのにちょうど良い街だと思います。旅行で来られた際は是非電動キックボードを利用されてはいかがでしょうか。

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