堀江貴文さんの著書、ゼロ。
堀江さんの半生に触れながら、働くこととは何か、堀江氏がなぜその様な考えを持つようになったかについて書かれている本です。
働くことってなんだろうと思うことは、働いている人であれば、一度は考えることがあるかと思います。
そんな時に読んでみると良い本だと思います。
以前にも読んだことがありましたが、2019年が始まるにあたり、
もう一度働くことを自分なりに考えてみるために再度読んでみました。
読んでとても心に残ったキーワードを今の自分に照らし合わせて残していきます。
ゼロの自分にイチを足す
何事も皆最初はゼロからのスタート。このことに意外と気づけていないことが多いのではないでしょうか。
ゼロに何を掛けてもゼロ。掛け算で結果を得ようとせず、まずは自分自身をイチにしていくことが大事です。
では、ゼロをイチにするために必要なことは何か。そのキーワードは「信用」なのだそうです。
自分を信用することそして、自信を持つことが自分がイチになれる最初の一歩です。人に頼るのでは無く、努力を積み重ね、インプットを増やすことが自信を持つことへ繋がるのだと思います。
イチを2.3…と数を増やしていくには、他者からの信頼を得ることも重要なポイントです。
2019年はまずは自分を信じるところから始め、新しい職場で自信と他者からの信頼を積み上げ、自分の経験値をあげていきたいと思います。
タイム イズ ライフ
堀江さん曰く、仕事の質は集中力×時間。
無駄なことに時間を使わない、これは、とても大切なことです。
今までこうやってきたからとか、それが暗黙のルールだからとか、無意識に無駄なことをやってしまっていることが多いように思います。
こういったことに時間をかけることで、アウトプットの質を高めたと勘違いしてしまうことがあるので、無駄なことをやめる、集中して仕事をする、これに徹していきたいです。そして、その空いた時間をさらなるアウトプットのための時間にあてようと思います。
没頭すること
本書を読んで素直にすごいと思ったのは堀江さんの物事に没頭する力です。
堀江さんは自分では努力と感じていない間に他人からは努力と見えるような没頭の仕方をされており、そこまで没頭できるほど好きなことに時間を割いた生活をしているのだとわかりました。それが堀江さんの他者に負けない強さの根源なのでしょう。
私の場合まずは、自分の没頭できることを見つけることが大切なのだと感じました。
また、本書の中では没頭できるコツとして「自分の中でルールを作ること」が挙げられています。
英語の勉強で1日に何個単語を覚えるとか、月に本を何冊読むなど、自分でルールを決め、納得感を持って取り組むことで、能動的に行動することができるとのこと。
こんな行動ができるよう、2019年の目標にしたいと思います。
最後に
これら以外にもたくさんの示唆があり、学ぶところは大きい本書ですが、今の自分にはこの3つにフォーカスをあてることで、充実した年をおくれると感じています。
働く場所や組織が変わった時に読み返してみると違った視点で読むことができる本なので、ターニングポイントがあるごとに読み返していきたいと思います。
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