PhilipsのHueを使ってみた。

REVIEW

新しい家に引っ越し、各家電、家具を順次揃えています。
照明器具も買わなければならず、せっかくの機会なので前々から気になっていたPhilipsのHueを買って使用してみたのでその感想を記載しておこうと思います。

Hueとは?

HueとはオランダのPhilips社の開発したスマート照明です。ネーミングは英語で色相を意味するhueですね。ブリッジと呼ばれる中継器を介して、スマートフォンやコントローラから照明を操作することができる製品です。ライトの形は通常の電球タイプからGoという半球形のランプタイプ、リボンタイプなどのラインナップがあります。

今回は通常の電球タイプのWhite & Color Ambianceというライトの色を様々な色に変更できるタイプを3つとブリッジがセットになったスターターキットを購入しました。129ユーロ。
日本で買うと2万円ちょっとするのでヨーロッパで買うと少しお得です。

セットアップ

開封すると電球3つとブリッジ、電源コードとLANコードが出てきます。
電球は自分が設置したいライトに取り付けるだけです。照明器具の電源を念の為切った状態で電球を取り付けます。
ブリッジの設定はまず、LANコードで家のWiFiルータとブリッジをつなぎます。その次にブリッジを電源につなぎます。しばらくするとブリッジのランプが3つ光ります。こうなるとセットアップの準備が完了です。

次にスマートフォンとブリッジをペアリングします。スマートフォンにHueのアプリをインストールして起動します。そうすると以下のようにペアリングする画面が現れるのでスマートフォンがHueのブリッジを検出するのを待ちます。

ブリッジが検出されればペアリングが完了します。ここまでできるとHueアプリから各ライトの電気のON/OFFや色を変える操作ができるようになります。

Apple HomeKit & Siriとの連携

HueはAppleのHomeKitに対応しています。iPhoneを持っていればSiriからHueの操作が可能になります。とても便利なので設定することにします。Hueアプリの設定からHomeKit & Siriを選択します。次の画面が出てくるのでペアリングのボタンをタップします。

その次はHueのIDを読み取る画面が出てきます。(箱が写っているところはカメラ画像)
箱を開けるとHomeKit連携用の番号が書かれたラベルがあるのでそれをカメラに写るようにかざします。そうすると自動的にIDを認識してペアリングが始まり、しばらくすると完了します。

ペアリングが完了した後はSiriに話しかけてみます。

無事に指示通りに電気がつきました。
設定は以上です。ここまで10分もかからずできてしまうかと思います。非常に簡単で驚きました。

感想

設定の簡単さには驚きました。ブリッジはWiFiルータと電源につなぐだけ、後はアプリをダウンロードして指示通りに進めればなんのストレスもなく、使えるようになってしまいます。かつSiriとの連携は便利です。携帯を持っていれば部屋のどこにいてもライトを操作することができるようになります。使って1日、買ってよかったと、大満足です。

Hueでできることはまだまだあるのでこれから少しずつ遊んでいこうと思います。Google Homeも持っているのでこれと連携させたり、音楽と連動させたり、タイマーを設定したりすることができますし、My HueというPhilipsのサービスに登録すると外出時でも外から家のライトを操作できるようになります。これらの主要な機能は近いうちに設定しようと思います。

スマート照明っているかな、と思っていたのですが、たまたま照明を買い揃える機会があり、思い切って買ったところ、予想以上に楽しいかつ便利でした。細かい設定をしていくとより楽しいかつ便利に使えそうなので、オススメです。

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